【 2021年4月企画 ~ 悪 ~ 】
今月も Zoom での開催となります、お気軽にご参加くださいませ。
今月のテーマは「悪」、「あく」と読んでもよいし、「わる」と読んでもよいです。
本の中から「悪」を取り上げてみましょう。
悪人が出てくる。巨悪と戦う。
悪い出来事。悪いもの。 etc ...
とらえ方は様々なので、書籍のジャンルも様々になると思います。
みんなに読んでみてほしい「悪」、ありますか?
もちろんテーマに沿わなくてもOKです、お気軽にご参加くださいね!
[開催日時]
2021年4月25日(日) 10:00~12:00
[参加締切]
2021年4月23日(金)
[用意するもの]
オススメ本1冊
テーマ:「悪」(テーマに沿わなくてもOKです)
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【開催報告】
今月は5人の方にご参加いただきました、ありがとうございました!
誰が、何が、悪いのか。
罰とは、そして罪とは。
悪とは、なんなのだろう。
考えても考えても、答えがでない時もある。
でも考えることは大切なことだから。
本を読むと思考が刺激されると思います。
皆さんが紹介した本はどれも気になる本ばかりでした。
ぜひ読書の参考にされてください。
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世の中は悪い方向に流れているのか?
わかりにくい作品かもしれないけどけっこう好きでした、とのこと。
伊坂作品は伏線を集束させるものが多いのですが、こちらはそうではないそうです。
漫画化もされています。
シリーズ11巻でているそうです、アニメ化もされました。
なんと「福岡市の人口の3%が殺し屋」という設定だそうです!
面白そうですね、街の様子もわかっているからリアリティを感じられそう。
映画化され福岡市内でもロケがあった作品です。
悪人とは誰なのか。誰にとっての悪人なのか。
様々なことを考えさせられるとおっしゃっていました。
同じく吉田作品の「怒り」もおススメだそうです!
単なるマジョリティとマイノリティの話ではなかった、とのこと。
内側から見た世界を描いていて、作者には深い洞察力があると思ったそうです。
多くの考えや事柄が複雑に絡み合った結果、居場所が定まらない子供が生じてしまう事実。
日本人として読んでおくべき作品のような気がします。
アイスランドが舞台の、アイスランド人作家による作品。
単に事件を追うだけでなく、社会問題を織り交ぜながら登場人物らの人生も丁寧に描かれています。
あまりに面白くて、シリーズものなので他のも読みました。
悪いって、悪って、なんなんだろう。
とても深みのある作品です。